目指せ!!感性+理論のハイブリッド・ミュージシャン!

こんにちは!
二刀流ベーシスト・たーなーです(^^)

「俺ドラマーだから、コード理論なんて知らないよ〜!小節数さえ分かればいいから。笑」って聴いたことありませんか?
セッションでネタにするくらい、あるあるですよね〜!

でもちょっと待ってください!

本当に、ドラマーに必要なのは、小節数やリズムだけなんでしょうか?
音程を感じることやコード理論は不要なんでしょうか?

今回はこの疑問について僕なりに考察します(^^)

感性vs理論という前提

他の記事を読んでいただければご理解いただけると思いますが、僕自身のスタンスは感性が先、理論は後付けなので、コード理論が必要か不要かで言うなら、ドラマーに限らず全ての音楽家にとってまずは不要という主張を持っています。

ただ、コード理論を知ったり、音感を身に付けたりすることで、音楽に対する理解がさらに深くなるという副作用があると思っています。

では、いつから理論を学び始めるのがいいのか?
僕のオススメは、本人の好奇心が満ちた時。

音楽を好きで続けていていると、「(他人から言われたりして)勉強しなければいけない」ではなく「勉強したい!」に変わる瞬間が必ず訪れます。
それが、理論や音感について学び始めるベストなタイミングでしょう(^^)

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音程が出せる楽器

さて、例えばピアノやギターなど、決まった場所を弾けば決まった音程が鳴る楽器は、音感が乏しくても音程を確認できます。
また、コード理論を知らなくても、ドとミとソを弾けば、Cというコードの響きを生み出すことができます。

例えば、譜面を見てDm7-G7-Cというコード進行を見つけた時、ピアノやギターを弾けば「なるほど、こういう響きになるんだ〜」と、その部分の雰囲気を知ることができます。

つまり、脳内でその音が鳴らなくても、目の前の楽器を弾くことで補うことができるんですね。

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打楽器の特徴から考察

そこで僕は、ドラマーにこそ音感やコード理論が有効である!と言いたいです。

何故か…

それは、ドラムが音程を出せない楽器だからです。

はい、逆説的ですね…(^^;)

でもだからこそ、脳内だけで判断しないといけないんです。

・譜面を見るだけで曲を理解できない…
・ピアノやギターの響きを聴いても、響きの違いが分からない…

こういう状態では、共演者とのインタラクティブな演奏をするには限界があるでしょう。
※繰り返しになりますが、初心者のうちは「なんか分からんけど楽しい!」が大切です(^^)

感性+理論のハイブリッド・ミュージシャン

逆に、譜面のコード進行を見て、「この曲はこういう展開になっているのか」「ここから先は全く違う雰囲気になっているな」とか予想ができると、演出が変わるはずです。

また、譜面からの情報以上に、リアルタイムに演奏していてピアノやギターの響きを敏感に感じ取ることによって、その場でのアプローチは変わるはずです。

そしてこれは、ドラマーだけに限らず、楽器奏者やシンガーにも大切なことです。

音程を出せる楽器だからといって、目の前に楽器で音を出す前に、脳内でイメージできている方が、表現の深さと瞬発力が違います。

ということで、あなたの感性をより的確に表現するため、裏付けとなる音感とコード理論を少しずつしっかりと学んでいきましょう(^^)

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