こんにちは!
二刀流ベーシスト・たーなーです(^^)
あなたは洋楽をよく聴きますか?
最近はストリーミングサービスが普及してきたお陰で、以前よりも簡単に世界中の音楽にアクセスできるようになりましたね!
日本は音楽を聴く環境にとても恵まれていると僕は思っていて、昔からいろんな種類の洋楽が輸入されてきました。
今は随分減りましたが、昔は多かったCDショップには洋楽コーナーがかなり充実してましたね〜。
日本にしか売ってないレアな音源もあるそうで、海外から来日するDJはレコードショップでレア音源を探すのを楽しみにしていると聞いたこともあります。
ただ、個人的に残念に思うこともあります…
ということで今回は、そんな洋楽について語りたいと思います。
もくじ
洋楽の定義
まず洋楽という言葉の定義を確認しましょう。
お馴染みのWikipedia先生…どうぞ!👏
洋楽(ようがく)とは、西洋音楽の短縮形として生まれた言葉。大きく以下の4つの意味がある。
1.邦楽(日本の音楽)の対義語で、いわゆる西洋音楽を指す。クラシック音楽、ジャズなどをさす。
2.邦楽の対義語で、日本国内以外の外国で生産される音楽全てのことをさす。
3.邦楽の対義語で、日本国内以外の外国で近代以降に生産された娯楽音楽(ポピュラー、ジャズ、フュージョン、イージーリスニング、ロック、R&B、洋画の映画音楽、テクノポップ、ニュークラシック、ヒーリング音楽、ボサノヴァ、レゲエ、タンゴ、サルサ)をさす。
4.欧米のポピュラー音楽。日本で生産されるポピュラー音楽(J-POP)全ての対義語。
調べてみたら、予想以上に曖昧で僕も驚きました…
特に2つめ。
「日本国内以外の外国で生産される音楽全て」ってことは、中国やインドなど東洋で生産される音楽も西洋音楽ってことですよね。
かなり無理がある定義だと思います(^^;)
現代は、4つめの意味(欧米のポピュラー音楽)で使われることが一番多いでしょうか。
それでも、洋楽という単語で海外の音楽をひと括りにしちゃうんですよね。
これが僕が残念に思うことです。
かなり大雑把に言っても、欧(ヨーロッパ)と米(アメリカ)では全然違うのに!
洋楽=アメリカの音楽?
僕が洋楽を聴き始めた10代の頃、それは全部アメリカの音楽だと思ってました。
最初はビートルズがイギリス人バンドだということも知らなかったくらいです。笑
それくらい調べれば分かるでしょ!と言われればそうなんですけどね。
まぁ、中学生の頃の僕は地理(というか社会科目全般)が苦手だったので、知ったところでアメリカとイギリスの違いも分からなかったでしょうが…(^^;)
では、アメリカの音楽とヨーロッパの音楽は、何が違うんでしょうか?
そりゃ聴く人によっていろんな捉え方があると思いますが、ここでは僕の主観的印象を簡単に述べます。
アメリカの音楽とヨーロッパの音楽の違い
■アメリカの音楽は、辛さや苦しさを忘れて、とことん前向きになる
■ヨーロッパの音楽は、辛さや苦しさを抱えながら、それでも前向きになる
似てるようですが、全然違います。
もちろんヨーロッパにも多くの国があって、イギリスとドイツとフランス(&その他の国)ではまた異なります。
音楽の違いは、言語や風土による影響が大きいから当たり前なんですが、今回はそのへんは割愛します。
僕は2002年にアメリカ(ボストン)に留学してから、アメリカだけでなく世界の様々な音楽に触れ、敬意を持って向き合うことで自分の好きな傾向が見えてきました。
※TOP画像は2003年にドイツ(ベルリン)に行った時の写真…若い!笑
その結果…僕はヨーロッパの音楽が好きということに気付きました。笑
なんでアメリカに留学しちゃったかなぁと後悔することもありましたが、元々ジャズを極めたかったわけだし、20代の頃にはアメリカ英語とイギリス英語の違いすら分からなかったので仕方ないですね…
たぶん僕は苦しさを忘れることができないんでしょう。笑
アメリカ人のように底抜けに陽気になれないんですよね…(^^;)
あ、でもマイルス・デイビスやキース・ジャレットは苦しみを代弁してくれるので、大好きですよ!
出身国を調べよう
このように、洋楽という1ワードでまとめるには無理があるくらい、海外にはいろんな傾向を持つ音楽があります。
インドとか中近東の音楽については僕は詳しくありませんが、掘っていけばかなりディープですよね。
それでも同じ言語、同じ風土で生まれ育った音楽家が持つ共通の傾向は必ずあるでしょう。
そこで、自分の好きな音楽が生まれた国がどこかを知れば、国というカテゴリで掘っていけるはず。
例えば…
ビートルズいいな〜(^^)
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どこの国のバンドだろ?
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イギリスなんだ〜(´ε` )
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イギリスの他のバンドを聴いてみよう!
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レディオヘッドもいいじゃん!
みたいな感じ。
可能なら、自分が好きなバンドを生んだ国に実際に行ってみるのが一番いいですね!
どういう環境がその音楽を生み出したかを肌で感じることで、より深く理解できるでしょう(^^)
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これがオススメ!!
では最後に、ヨーロッパのジャズ(=ユーロ・ジャズ)のシーンにおける、今の僕のお気に入りを紹介します。
それは、イギリス出身の『GoGo Penguin』!
来日コンサートも観に行きました!
他にも、イタリアのピアニストGiovanni Mirabassiや、スウェーデンのジャズバンドEsbjörn Svensson Trioも超オススメです!
ということで、これをきっかけに、あなたのお気に入りの洋楽がどこの国で生まれたのかを調べてみてくださいね〜。
そして願わくは、あなたの心を揺さぶる音楽が他にも見つかりますように(^^)
こんにちは。アメリカ音楽とヨーロッパ音楽、どちらが好きかと言う事ですが、私は断然ヨーロッパ音楽です。まずアメリカはアメリカという1つの国でしかありませんし、歌詞も英語だけですが、ヨーロッパには何十という国があり、言葉も当然英語だけではありません。フランス語やイタリア語などの曲もあります。またヨーロッパ音楽にはポルトガルのファドのような民族音楽もありますし、あと、例えばですが同じハードロックだとしても国によって特徴が異なります。だからバラエティー豊かです。私は中学生の時にスウェーデンのあるミュージシャンの曲が好きになり、それ以来スウェーデンはもちろん、イタリアやフランス、オランダやノルウェー、イギリスやドイツの音楽を今でも聴いています。これだけヨーロッパの音楽に慣れてしまうと、なぜかアメリカの音楽が色あせて聞こえてしまいます。他にもいろいろ理由はありますが、私はヨーロッパで音楽が大好きです。
コメントありがとうございます!
確かにヨーロッパには何ヵ国もあるので、一括りにしてしまうのは乱暴だったかもしれません・・・
それぞれの国の文化が、特有な音楽に影響を与えていて、本当に奥が深いですね。
またコメントさせて頂きます。前のコメントで、私はアメリカ音楽よりもヨーロッパ音楽の方が好きだと書きましたが、若い頃…特に学生時代は、私がそういった音楽(フランス音楽でも、イタリア音楽でも)を聴いていた時に、友達や幼なじみなどの周りの人は皆、それらの音楽のことを「アメリカの音楽」だと当たり前のように思っていたのです。要するにその人たちにとってはどこの国であろうと「外国の音楽イコールアメリカの音楽」と自然に思ってしまうのです。もちろん私もアメリカの音楽をを否定したことありませんし、アメリカにも好きなミュージシャンや歌手はいます。30代位になると、ヨーロッパを飛び出し、ブラジルやアルゼンチンなどの南米音楽や、エジプト、イスラエル、トルコなどの中東音楽にも興味を示すようになりましたが、やはり周りの人はそういった音楽でさえ「アメリカの音楽」と言っている人もいました。やはりこれは日本人にとって外国と言うとすぐにアメリカ…と言う戦争当時の思想があるので、ある意味仕方ないと思っています。あとそれから、今までにいろいろな国の人と友達になりましたが、その中で日本人だけは、アメリカの音楽を知っていても、ヨーロッパの音楽となると「まるで知らない」と言う人が山のようにいました。これは…まぁ仕方のないことですね…苦笑。