こんにちは!
二刀流ベーシスト・たーなーです(^^)
音楽をやっている人なら誰でも、少しでも上達したくて日々練習していることかと思いますが、何度繰り返し練習してもできない!ってこと、ありませんか?
今回は、そんな壁にぶち当たった人にピッタリの内容です。
僕の経験から導き出したものなので、是非参考にしてください。
もくじ
できない理由は2つしかない
音楽に限らず、スポーツにも通ずることですが、できない理由は以下の2つに集約されます。
A. 完成形がイメージできていない
B. イメージ通りに身体が動いていない
まず、自分がどっちの理由でできないのかを分析しましょう。
そして練習するときには、どっちの克服を目的としているのかをしっかりと認識しましょう。
ここが混同されていると、上達の速度はガタ落ちします。
例えば、Aを克服したいと願いつつ、Bを克服する練習ばかりしてしまいがちです。
イメージが全ての源
経験上、何時間練習しても身に付かないと嘆いている多くの人が躓いているのはA(完成形がイメージできていない)です。
そもそも完成形をイメージできていないのに、身体を動かす練習ばかりしてしまうんです。
でもそれは仕方がありません。
一般的な音楽教育は「指をこう動かしたらドレミが弾ける」と、まず身体の使い方を教えるから。
譜面に書いてある音符を正確に弾くための身体操作からいきなり入ってしまうんですね。
極端に喩えるなら、押せば音が鳴るボタンを正確な順番で押す作業でしかないので、どんなに技術が必要だとしても機械的な練習で終わってしまいます。
ハッキリ言いましょう。
脳内で歌えないフレーズを弾いても、音楽的にはなりません。
譜面に書いてある音符を正確に弾くだけであれば、突き詰めるとAIで十分ってことになります。
歌える=頭の中でイメージできる状態になって初めて、音楽的な解釈を与えることができ、自然と個性が出てくるんだと思います。
そうやって滲み出る個性に人は心を動かされるんです。
音楽の目的は、音という物理現象を通じて、自分の脳内イメージを聴き手に届けて、共感を得ることです。
ついアツくなって話が逸れてしまいました…(^^;)
さて、「このフレーズ弾けないんです…」という悩みを持っている人に、「じゃあまずそのフレーズを歌ってみて」というと、歌えないことがほとんど。
じゃあ、どうしたら歌えるようになるのか。
僕のオススメは、イメージトレーニングです!
イメージトレーニングのススメ
耳コピについての記事でも触れましたが、弾きたいフレーズ(譜面があるものは譜面上の音符)をまず歌えるようにしましょう。
目指せグルーヴマスター!〜耳コピノススメ〜どんなにテンポを落としてもいいので、1音ずつ丁寧に歌えるようにになるのが何よりも大切です!
ここでいう歌うとは、頭の中で鳴っているかどうかを重視するので音痴でも構いません。
そして、歌えるようになったら、そのフレーズを楽器を持たずに、楽器で弾くイメージを脳内で再現しましょう。
姿勢やフォームや運指をできるだけ詳細にイメージできればできるほど、効果は高いです。
ときには脳内で間違えることもありますが、それも糧になります。
実際に楽器を弾くのは最後。
イメージしていた運指で弾いてみて、その音が鳴ったかどうか(脳内の音と一致したか)を答え合わせしましょう。
ここでやっと、B(イメージ通りに身体が動いていない)の練習になります。
ちなみに、Bの解決策はこちらの記事を参考にしてください。
ということで…
伸び悩んでいるときには、上達しない理由をちゃんと見極めて、目的に合わせて効果的な練習をしましょう!(^^)