ピチカートとアルコの使い分けに最適なウッドベース用ピックアップ Realist LifeLine

ウッドベースの画像

こんにちは!
二刀流ベーシスト・たーなーです(^^)

最近、ウッドベース用のピックアップを Realist LifeLine に変えたので、そのレビューをしたいと思います。
公式サイトはコチラ

僕がこのピックアップを良いと思う理由は次の3つです。

■装着が簡単
■音のバランスが良い
■手頃なお値段

一つずつ詳しく紹介していきますね!

もくじ

装着が簡単

ウッドベースのピックアップは何種類もありますが、装着する場所にいろんなパターンがあります。

Fishman のように、駒の先端に装着するもの。
Underwood のように、駒のウイングに装着するもの。
Barcu Berry のように、駒の足元に装着するもの。
初代 Realist のように、駒とボディの間に挟むもの。

他にも、駒ではなくボディの表板に直接貼り付けるものや、指板に装着して弦の振動を変換するマグネティックタイプまで…

で、肝心のこの LifeLine はというと、弦高が変えられるアジャスター付きの駒の、そのアジャスターの部分に差し込みます

音が良いことで評判の良い Fishman Full Circle や山彦も、同じようにアジャスターに装着するタイプですが、この2つはアジャスター自体を交換しなければいけないので、一度駒を楽器から取り外し、装着してからまた駒を立てるという作業が必要になります。

駒を立てるのは初心者には難しいし、上級者にとっても不安になるくらい、楽器の鳴りに繊細に影響します。
できれば自分では触らず、専門家にお願いしたいところですが、ピックアップ装着のために、ウッドベースというデカい楽器を専門店まで運ぶのは大変ですよね…(^^;)

その点、 LifeLine はアジャスターの交換は不要です。
弦を緩めて駒が動かないように気を遣う必要はありますが、思ったより簡単でした。

使用楽器紹介:ヒガシ絃楽器オリエンテプロミュージシャン御用達! ヒガシ絃楽器オリエンテのウッドベース〜弦とピックアップの組み合わせ〜

音のバランスが良い

ピックアップの装着位置によって、音質がほとんど決まるといってもいいでしょう。

駒に装着するタイプのものは、一般的に弦(駒の先)に近くなるほど硬くハッキリした電気的な音になり、ボディ寄り(駒の足元)になるほど柔らかく暖かみのあるアコースティックな音になります。

それぞれに長所と短所があるので、完全に好みの問題です。
あなたが好きなベーシストがどのピックアップを使っているのか調べてみるのも興味深いと思います。

さて、この LifeLine ですが、アジャスターの位置で音を拾うので、駒全体から見ると、中間より少しボディ寄り。
そのため、ハッキリした輪郭と、生音のような柔らかさのバランスがめっちゃいい感じ(^^)

しかも僕はよくアルコ(弓)奏法を使うんですが、アルコの音がすごく自然!
生音をそのまま増幅してくれるって感じです。

手頃なお値段

気になるお値段は…2019年9月現在、サウンドハウスにて¥21,800(税抜)
このクオリティでこの値段は、かなりコストパフォーマンスが高いと思います。

前述の山彦も、やはりアジャスターの位置の装着するので音質はとてもいいと予想されます(僕は試したことがありません)。
しかし、¥60,000円(税抜)となかなか高価です(^^;)

つまり、装着方法と値段の両方の意味で、山彦よりも気軽に試せるってことです。
LifeLine を試して気に入った場合、お金を貯めて山彦にランクアップさせるのもありかもしれませんね(^^)

まとめ

■装着が簡単
■音のバランスが良い
■手頃なお値段

この3つの理由から、僕は愛用しています。
このレビューを読んで、もし興味が湧いたら是非お試しください。
そして感想を聞かせてくださいね(^^)

たーなーの使用機材一覧はコチラ▼
https://turner-note.com/equipments/

3 COMMENTS

たぬき

ピックアップのお話。
私事、先日迄、Fullcircle とBP−100をLR-BAGGS MIX PROで混ぜて出力する仕様でやっていました。
バランスもサウンドも過不足無く、評判も良かった(PJB ダブルフォーやベースカブで鳴らすと、アンプ鳴っている?と度々言われる)
のですが、
Fullcircleのにたまにノイズの問題や経年変化でゲインがかなり低下(プリアンプのゲインは最大)等有りので、、、
入れ替える予定でポチッとな?
現品がきてから、気が変わり、前から試して見たかったFullcircleの両脚駆動に変更。
現品(高弦側に移設)と新品(デフォルトの低弦側)とのゲインにかなり差がある(新品はハイゲイン、旧品はかなりローゲイン)ため、
再度件のプリアンプで適正ゲインに合わせてミックス〜出力としました。
まあ、要するにプアマンズ山彦?ですw
Fullcircleで問題となる高弦の高音域の弱さ、ヌケの眠たさは改善されて凸凹無くグッドバランスに鳴ってくれた印象。
アンプ〜ヘッドフォンでモニターしても生音に近い音。
Fullcircleの特性も有って山彦よりは柔らかいサウンドかもしれません。

おかしな話ですが、ライフラインで高音のヌケ、バランスが弱い場合、高音弦側の脚にもう一つ追加するのも有りかもしれません

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たーなー

たぬきさん
コメントありがとうございます!
ウッドベース奏者にとって、ピックアップの組み合わせは試行錯誤ですよね〜(^_^;)
楽器との相性もあるので色々試したいとは思いつつ、予算の関係もありますし…
それでも、色んな発見があること自体を楽しんでいるところはありますので、お互いこれからも良い音を追求していきましょう!

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たぬき

ダブル?フルサークル作戦はやはり古い方がトラブって止めましたw

フルサークルとBP-100(接着)をLR-bagss Mix Pro(プリアンプ、ミキサー)でMIXして、その出力を更にLR-bagss session acousticDI(サチュレーション、フルオートのマルチバンドコンプ、ハウリング対策のノッチフィルター)を噛ましてアンプやPA送り。

に戻りました。

それからしばらくして、何故かいまいち音圧?や音量が出ない感じになっていたので、
年内の演奏活動納めを昨晩終えた事から、
MIX プロの蓋を開けてみて点検(格闘)すると、、、
なんと、今の今まで2系統のピックアップ間の位相が逆転していた事が判明www

位相スイッチを適正側にして、
2系統の入力gainを再調整すると少し幸せに鳴れました。

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