こんにちは!
二刀流ベーシスト・たーなーです(^^)
音楽をやってる人なら誰でも一度は「あの人は耳が良いね〜」というような表現を聴いたことがありますよね。
でも、ちょっと待ってください!
耳が良いって…つまりどういうことなんでしょうか?
今回はこのことについて、僕なりの考えを紹介しますね。
もくじ
『耳が良い』には2種類ある
耳が良いと言われる状況で考えられるのは、次の2種類です。
1,音程が聴き取れる
2,周りの音を聴ける
この2種類をしっかり区別しましょう。
プロミュージシャンの無茶な要望を叶えてくれる夢のようなイヤモニ Westone AM Pro10音程が聴き取れる
メロディの音程や和音の構成音を、聴くだけで判別できることを耳が良いといいます。
音感が良いともいいますね。
※絶対音感ではなく相対音感の話です。絶対音感は記憶力なので。
このスキル(相対音感)は、イヤートレーニングをすることで確実に伸ばすことができます。
詳しくは別の記事で書くかもしれません…(^^;)
こういう意味の耳の良さが、音楽家にとって多大な恩恵があることは間違いありません。
周りの音が聴ける
これは、特にアンサンブルの中で、同時進行で起こっていることを整理して聴けることです。
リスナーの場合は、ギター、ベース、ピアノ、ドラムなどのいろんな楽器が楽曲のどこでどんな演奏をしているのか(例えば、アドリブ的な美味しいフレーズ)を瞬時に聴いて、楽しめるでしょう。
プレイヤーの場合は、自分が演奏することだけでなく、共演者の演奏を聴いて反応できるでしょう。
最初から全てを同時に聴くのは、はっきり言って難しいです。
だからといって、じゃあ何から聴けばいいの??という疑問を持つと思うので、個人的にオススメな訓練方法を一言でいいますね。
『どの楽器を何%の割合で聴く』という体験を繰り返すことです。
これもまた詳しくはまた別の記事で書くかもしれません…(^^;)
そして、こちらの耳の良さは特にアンサンブルを重視する演奏家にとって、1つ上のレベルを目指すときの登竜門となるでしょう。
(追記)書きました!▼
演奏を変えるためには、まず聴き方を変えるべし!〜全ての音楽力の基礎〜
もちろん両立も可能!
上記の2種類は全く違う感覚を使うので、もちろん両方とも高いレベルで発揮することができます。
でも、単に「耳が良い」という状態をごちゃまぜに考えず、自分に足りてないスキルはどちらなのかを判別し、整理して鍛えていきましょうね!(^^)
また、耳コピにも関係する話なので、関連記事もご覧ください。
目指せグルーヴマスター!〜耳コピノススメ〜