カラオケバトルで高得点を叩き出す方法〜本当に心地良いハーモニーとは?〜

カラオケバトルで高得点を叩き出す方法

こんにちは!
二刀流ベーシスト・たーなーです(^^)

あなたはカラオケに行きますか?
僕の知る限り、音楽家は逆に行かない傾向にありますが…僕はたまに行きます。
よく歌うのは、さだまさしさんの曲です。笑

ところで、最近のカラオケには採点マシンが置いてありますよね。
また、テレビ番組でもカラオケバトルが観られるようになりました。

採点と言われれば高得点を出したくなるのが人間でしょう!
そこで今回は、高得点を叩き出す方法を紹介します。

結論から言うと、
心地いい音程で歌わないことです。

逆説的ですね…!(^^;)
では詳しく説明していきます。

もくじ

機械の特性を知る

これは僕の推測ですが、採点マシンにプログラムされている音程は平均律で打ち込まれています。

※平均律とは、本来区切りのない1オクターブの音程を、均等に12個に区切った音律。
音律の話をすると長くなるので割愛…ちなみに、楽器用デジタルチューナーも平均律。

例えば、C(ド)に長3度で心地よくハモるE(ミ)は、ピアノで弾くE(ミ)とはほんのちょっとだけ音程が違うってことです。

結果だけ述べると、平均律によって調律された楽器で鳴らす和音は、実は心地よくハモっていないんです。

このため、人間の感性とマシンの正確さの間にズレが生じます。

人間は生まれながらにして心地いい協和を知っている

歴史的に音律や楽譜のない時代から、人々は歌ってきたはずです。
その感性は、本来人間が持って生まれ、代々受け継がれているもの。

しかし日本では、多くの現代人は初めて音楽に触れる機会(レッスンや音楽の授業)で、なんの説明もなしに平均律を刷り込まれます。

そして残念なことに、人間が本来知っている心地よく響くハーモニー(協和)を忘れてしまうんですね…
それを思い出すために訓練が必要になるっていう本末転倒(^^;)

話を戻すと、平均律は利便性のために協和を犠牲にする音律であり、採点マシンはその平均律によって採点します。

つまり、本当の意味でハモる音程(協和音程)で歌うと、採点マシンには「ズレてます」と判断されて減点です。

ズレてんのはお前だよ!と採点マシンにツッコミを入れたくなる気持ちをグッと押さえましょう。笑

結論

ここで、冒頭に書いた結論【心地いい音程で歌わないこと】に戻ってきます。

本来の心地よさを我慢して、わざと微妙に音程を上げたり下げたりして平均律に収まるように歌えば、採点マシンで高得点を叩き出すことができるでしょう。

音律については長年に渡っていろんな議論がされていますので、誤解されないよう念押ししておきますが、平均律が劣っているとか音楽的でないとかそういうことではありません。
感動的な音楽である理由は、音律以外にも沢山の要素が関係します。

また、心地よく協和することだけが美徳とも思っていません。
意図的に濁った音と出すのも立派な表現方法の一つです。

ただ、あなた自身が心地いいと感じるハーモニーに対して今一度疑問を投げかけて、視野(聴野?)を広げてみては如何でしょうか?

そして、ここまで読んでいただいて、
人間が本来持つハーモニーの感性を取り戻したい!
採点マシンに高得点を与えられるのではなく、本当に心地いい音程で歌いたい!
という方がいらっしゃったら、遠慮なく相談してくださいね。(^^)

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